さどんでこプロジェクトとは
<プロジェクトの概要>
「さどんでこプロジェクト」は、新潟大学の学生5人が立ち上げた取り組みで、佐渡の伝統文化である「鬼太鼓(おんでこ)」をデジタルスタンプ・デジタルアートを通じて表現し、その魅力を広めることで文化の継承を目指しています。「さどんでこ」という名前は、「佐渡(さど)」+「鬼太鼓(おんでこ)」を組み合わせて作りました。
佐渡には「鬼太鼓(おんでこ)」という伝統文化が受け継がれています。これは、無病息災、家内安全、五穀豊穣、大漁祈願といった願いを込めて、太鼓の音に合わせて鬼が舞を披露するもので、村ごとの祭りで年に数回行われます。地域の絆を深める温かい伝統として親しまれており、佐渡の約100の集落それぞれに独自の鬼太鼓が存在します。しかし、近年は後継者不足が深刻化し、この貴重な文化の存続が危ぶまれています。
そこで、佐渡に縁のある新潟大学の学生たちが立ち上がり、鬼太鼓の魅力を次世代へと繋ぐために「さどんでこプロジェクト」を発足しました。このプロジェクトを通じ、鬼太鼓の文化を未来へと受け継ぎ、広く知ってもらうための活動を展開しています。佐渡中でスタンプを集める「鬼太鼓スタンプラリー」と、各村ごとに異なる鬼太鼓の特色をアート作品として表現した「鬼太鼓アート」の大きく2つの取り組みを行っています↓